靴・ブーツ

スニーカーを防水撥水加工に!コンバースオールスターなどキャンバス生地の靴を雨の日でも使えるようにする!

コンバースオールスターに代表されるキャンバス生地の靴はは非常に多いですね。

クラシカルな見た目が非常におしゃれで時代を超えて愛される商品となっています。

しかし、おしゃれな見た目と裏腹にデメリットがあります。

それは

防水加工がされていないものがほとんどで、雨の日には履けないということです。

雨に濡れるとすぐに染みになってしまいます。

キャンバス生地の防水撥水加工にはグリーンランドワックスを使います。

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キャンバス生地にワックス成分が染み込むため、防水スプレーを使うより効果は長期間持続します。

本記事では、そんなキャンバス生地のスニーカーを防水撥水加工する方法を紹介します。

キャンバス生地とは綿や麻で織られた布地のこと

平織りで織られた厚手の布であり、一般的には綿または麻で織られた布地となります。 もともと、厚手で丈夫な布、という目的で生産されたものであり、帆船の帆に使用されていたために、『帆布(はんぷ)』と呼ばれるようになったようです。 油彩画に使用される『キャンバス』、もこの生地の名前である、キャンバスとなります。

www.totebag.jp/html/page188.html より引用

やはり厚手の布には変わりないようです。

とりわけ麻や綿といった素材自体も容易に水を吸うことに加えて

それらを強引な言い方をすれば「織っただけ」なので

容易に水がしみてしまうことは想像できます。

上記サイトでキャンバス生地の手入れの紹介はありますが

「汚れてしまったら」ということは詳細に記載してありますが

水シミを事前に防ぐ方法は記載されていません。

キャンバス生地→ワックスキャンバス生地に変える!

ワックスドキャンバスとはキャンバス生地にワックスを浸透させることで皮膜を形成し水分の侵入を防ぐ膜を作ると同時に、汚れにも強くなる加工をしたキャンバス生地です。

通常のキャンバス生地に蜜ろうやパラフィン等で加工されたワックスを浸透させることで生地そのものを防水加工してしまおうという作戦です。

天然素材を使用していることから、普段使う靴やバッグを加工しても安心して使えますね。

キャンバス用のワックスの紹介

・フェルーラーベン グリーンランドワックス

コンバースオールスターをワックス加工して撥水・防水性をプラスする

今回はこちらのスニーカーをワックス加工したいと思います。

誰しもが一度は履いたことがあるであろうスニーカーです。

すごくかっこよくて履き心地もよいのですが…水濡れには非常に弱いですよね。

雨が降ると一瞬で靴下までビショビショです。

今回施行したコンバースは7年物で、こちらの記事で復活させたものを使用します。

こちらがグリーンランドワックスです。

ちっこくてかわいいですね。パッケージもグッド。送料無料で1620円でした。

こんな半透明の黄色い固形石鹸みたいな形状をしています。

鼻を近づけてみるとなにやらはちみつの甘い香りがします。

使用方法を読むと

  • キャンバス生地のブラシや、洗うなどして汚れを落とす
  • キャンバス生地に直接ワックスを刷り込む
  • コテアイロンの低温モードで、布あて等をせずに生地にアイロンを置いて押し当てるようにして動かしてワックスを浸透させる。

とのことです。

…これってスノーボードのホットワックスと同じですね。

グリーンランドワックスの使い方

それでは実際にグリーンランドワックスの使い方を紹介していきます。

1.キャンバス生地全体にグリーンランドワックスをこすりつける

防水撥水加工をしたい靴にごしごしとワックスをこすりつけていきます。

このように真っ白になりますがこれで大丈夫です。

まんべんなくこすりつけましょう。

両足ともに塗り込みました。見事に真っ白ですね。

2.熱を加えてワックスを溶かして生地内に浸透させる

グリーンランドワックスの主成分はパラフィン=ロウなので熱を加えると溶けだします。

ロウが溶けることでキャンバス生地に浸透し、防水撥水加工が完了します。

本来であれば「コテアイロン」当てて溶かすのですが、スニーカーでその方法は困難です。

家庭にあるものではドライヤーで代用可能です。

ドライヤー使用後はこのような感じになります(図右側)

白いワックスはまったく見えなくなりました。

ドライヤーをあてて数秒経つとジュクジュクという音とともにワックスが溶け出して透明になってきます。

その後、甘い香りを放ちながらキャンバス生地の中に染み込んでいきました。

何度か浸透させたかったので、塗り込む→染み込ませるという作業を3度ほど行いました。

グリーンランドワックスを使った仕上がりは抜群

水が染み込まずに球の形状を保ったままです。

息を吹きかけるとスーッと流れていきました。

キャンバス生地の撥水・防水加工、成功です。

まとめ

いかがでしょうか。

この方法であれば、キャンバス生地以外の布地にも施工できるかもしれませんね。

あなたの大事なキャンバス生地のアイテムも防水加工を施してみてはいかがでしょうか。

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この記事の著者|Ryosuke Kawamura

GreenEchoes Studio代表/GreenTimesライター

新潟市中央区にあるWEBサイト運営事業「グリーンエコーズスタジオ」の代表をしています。
このサイトはすべて代表である河村の趣味であるブーツを徹底的にレビューしています。

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