
新居を購入して、ルンバi7+(プラス)を実際に購入して使用しています。
それまで面倒だったリビングダイニングキッチンの掃除もルンバが毎日自動で掃除してくれるようになって非常に便利です。
小さい子供がいる家庭なので、いつもごみのない環境で生活できて且つ、家事時間が毎日30分も節約できるのは大変ありがたいことです。
3万円=7.5日分/年
これは毎日30分掃除機をかける作業をルンバi7+を購入して5年で壊れると計算した際の年間価値です。
3万円で7.5日分の節約になる…お金で時間を買えるというのは大変貴重なので、個人的には満足しています。
本記事ではそんな超便利なお掃除ロボットルンバを購入しようか迷っている方向けに書いています。
「ルンバを買いたいけどウチでは使えるのかしら…」
「猫がいるんだけど、ルンバって使えるの?」
「段差でルンバが躓いたりしない?」
「ルンバってカーペットや畳があってもちゃんと掃除してくれるの?」
といった素朴な疑問に本記事でお答えします。
もくじ
猫のいる家庭でルンバを導入する際のメリット

生き物を飼っているとどうしても気になってしまうのが、排せつ物などによる室内の汚れです。
猫だって人間と同じで生きていれば毛だって抜けますし、うんちやおしっこももちろんします。
ルンバを導入する一番のメリットは
そういった汚れを自動で掃除してくれるということだと考えます。
猫の抜け毛や猫砂を自動できれいにしてくれる
一番のメリットは、猫の抜け毛や飛び散った猫砂を自動できれいにしてくれるということです。
しつけの行き届いた猫でもやはり猫砂が肉球について歩き回って散らかってしまうことがおおいのではないでしょうか。
また、日々抜け続ける毛も、廊下や部屋の隅にたまっていってしまいます。
そんな細かな汚れもルンバであればきちんときれいにしてくれます。
丸い形をしていて部屋の隅などの角の掃除は苦手に思うかもしれません。
しかし、ルンバのブラシは予想に反してこんなつき方をしています。

このように大きく外につきだしているのです。
このブラシを使って角にたまった抜け毛や猫砂といった小さいゴミも掻き出して
中央についている吸入口から吸い取ってくれます。
最新ラインナップのルンバは猫の毛が絡まりにくい

最新ラインナップのルンバでは、吸い込み口ブラシの材質が「ゴム製」に変更になっています。
滑って掻き出しきれなかった猫の毛でさえも、ゴムブラシであればしっかりからめとってくれます。
しかも、ゴム製になったことで、猫の毛も絡まりにくくなったようです。
猫のいる家庭でルンバを導入する際に気になること

猫のいる家庭でルンバを導入すると、若干の配慮が必要です。
配慮を行わないとデメリットにもなりえますので、ご注意ください。
以下、猫のいる家庭でルンバを導入する際に気を付けたいことを紹介します。
ルンバが猫にケガをさせる心配はない
まず、猫がルンバに吸い込まれたりすることはまずありません。
ルンバの大きさは直径約30㎝、高さ4㎝程度です。
床面との隙間は1㎝程度でしょう。そんな隙間にルンバが吸い込まれたりすることはありませんのでご安心ください。
また、ルンバが猫に衝突してけがをさせることもありません。
ルンバにはモデルによって異なりますが、複数のセンサーが搭載されています。
どのモデルにも、接触した際に方向を変えるセンサーが付属していますので
ルンバが猫にひかれてけがをするという事故は考えにくいでしょう。
ルンバの上に猫を乗せてはいけない
一時期はやった動画なので見たことがある人も多いのではないでしょうか。
非常にかわいらしい動画ですが、ルンバの上に猫を載せてはいけません。
猫だけでなく、ものを載せてはいけません。
そもそも物を載せる構造にはなっていません。タイヤやブラシの摩耗速度をはやめ、ルンバの寿命を縮めることになりかねません。
ルンバを稼働させる際は、猫の活動時間帯と被らないように工夫が必要です。
ルンバが猫パンチで壊される可能性あり

猫は動くものに対して「猫パンチ」をする習性があります。
猫じゃらしがいい例ですね。
ルンバは、絶えず動き回ります。
本体からちょっと出ているクリーニングブラシは猫の恰好の標的になるでしょう。
また、本体上部のボタンを押されて誤動作を起こしてしまったり、ひっくり返されるリスクがあります。
上述したように、ルンバと猫を共生させるには、掃除時間帯をずらすなど、飼い主側の工夫が必要です。
ルンバと生き物の共存は飼い主の工夫次第で可能

猫や犬など、室内で飼育される方が非常に多くなってきています。
地方で一軒家住まいの方以外は大体が室内での飼育になるでしょう。
そういったときに一番心配なのが
「ルンバと生き物の共生」です。
新入りのルンバ君とうまくやっていけるかというところが非常に気になるところです。
もろもろ考えることがありますが、個人的には
「猫や犬のいる家庭でもルンバを導入することが可能」だと思っています。
ルンバを使う時間に注意

猫を例に挙げて前述しましたが、生き物とルンバを共生させるには
なるべくルンバの稼働時間帯を生き物の活動時間帯とずらすことをお勧めします。
犬や猫、その他の動物に「ルンバをいじらない」ということを理解してもらうのは難しいです。
ルンバの稼働時間帯でよく聞くのは
「仕事に出ているときなど、家を留守にしている時間」です。
この時間帯、留守番をしているのは生き物ではないでしょうか?
この時間帯に掃除をしてもらうのであれば、生き物はしっかりとケージに入れておく必要があります。
ケージに入れるのが難しいのであれば、早朝の時間帯、人が活動を始める時間帯に掃除設定をすべきです。
ルンバが近寄ってきたら避ければいいだけです。
我が家は毎朝4時に起きてもろもろの家事を行い、同時にルンバも稼働していますが、まったく問題なく掃除してくれています。

入られたくないところはバーチャルウォールを設定しよう
生き物を飼っていてルンバがやってしまう悲惨な事故として最も有名なのは
排泄場所に入って、おしっこの付着した猫砂をまき散らしたり、排せつ物を吸い込もうとしてまき散らしたりということです。
いくらルンバといえども、不潔、清潔の区別はできません。
障害物をよけながら部屋をきれいにすることが仕事です。
「ここは入らないで!」というのをルンバに言い聞かせたい場合はバーチャルウォールを設置しましょう。
このように入ってほしくないところに設置するだけでルンバの行き先を制限することが出来ます。
排せつ物がある部分には必ずバーチャルウォールを設置しましょう。
バーチャルウォールには様々な種類があります。
種類や機能等の詳細は下記公式ホームページよりご覧ください。
ルンバは多少の段差OK!ソファの下にも潜り込める

ルンバを使う上で気になるところは
「どのくらいの隙間なら入り込めるの?」
「カーペットってちゃんと乗り上げられるの?」
「ラグって大丈夫?」
「畳の上も掃除してくれるの?」
「段差ってどのくらいなら越えられるの?」
ということではないでしょうか。
実際に使ってみていろいろ分かりました。
足の長いソファの下であれば潜り込める
ルンバは直径約30㎝、高さ4㎝程度の丸い形をしています。
このルンバの直径より幅があって且つ、高さが4㎝以上あるところであれば潜り込むことが出来ます。
推奨するソファの足の長さは5㎝以上です。
床にべったりついているソファの下には入り込むことが出来ません。

このような形の4本の足が独立しているソファがお勧めです。
憧れのカリモクのソファも合皮モデルならリーズナブルです。
この足の形状なら問題なく潜り込めます。
ソファを買うときはしっかりと足の長さを確認しましょう。
また、カーペットの上にソファを置く場合は、カーペット分の厚さも考慮に入れましょう。
カーペット・ラグ程度の段差は問題なく越えられる

ルンバを購入した人で一番気になるのが
どのくらいの段差であれば越えられるか?
ということでしょう。
私の経験上、3㎝程度の段差であれば何とか超えることが出来ます。
なんとか…という感じですのでそれ以下のものにしておいた方が無難です。

ルンバはこのように大型の車輪を持っているので、結構パワフルに超えてくれます。

こんな滑り台も登ってしまう…危険があります。
最近では障害物と認識して、数回アタックしてあきらめるようになりました。
カーペットであれば、大体毛足の長いものでも高さは2㎝程度ですので問題なく超えることが出来ます。
ラグはもっと薄いので問題はありませんが、しっかりと固定しておいた方がルンバが巻き込んでしまうリスクは少なくなります。
日本家屋のように廊下と部屋の間の段差(大体3-5㎝程度)は超えることが出来ないと考えた方が良いでしょう。
ルンバは通常の畳を超えることはできない

注意が必要なのは、ルンバは畳自体を超えることはできないという点です。
最近の家庭はフローリングが主体となってきています。
しかし、お子様のお昼寝だったり、来客があったときにお茶を出したり…など
畳スペースとしてフローリングの上に直接畳を置いているケースもよく見かけるようになりました。
このようにフローリングに置く専用に設計されている琉球畳は
高さが1.5㎝程度となっており、ルンバでも超えることが可能です。
通常の畳の厚さは3㎝~4㎝程度です。
通常の畳を置いてしまうと、ルンバがぶつかってしまい乗り越えることが出来ません。
この点については注意が必要です。
ルンバは畳やカーペットの上でも使用可能
ルンバはもちろん、フローリングだけでなく、畳やカーペットの上でも使用することが出来ます。
畳の目に詰まったほこりも回転するクリーニングブラシが掻き出し、しっかりとごみを吸い取ってくれます。
毛足の長いカーペットでは、やはりクリーニングブラシで掻き出すのには限界があります。
しかし、吸い取り口についているゴムブラシが回転することで、挟まっている髪の毛なども絡めて吸い取ってくれます。
まとめ―ルンバが導入できる家庭の条件とは
以上、ルンバを使う上での注意点をまとめてきました。
これらの条件をクリアしても、まだルンバの導入をしてはいけません。
ルンバを導入できる家庭の条件は
- 床に物を置かない習慣が作れる人
です。
ルンバといえども万能ではありません。
バーチャルウォールを設置していなければ猫砂の中には入りますし、軽い植木鉢も倒します。
固定されているものであれば避けて進みますが、そもそも30㎝以上の隙間がないと通ることすらできません。
ルンバを導入する前には必ず、自分の家の生活習慣を見直す必要がありますね。
ウチはちなみにルンバが来てから、必要に迫られて生活習慣を変えました(笑)
やればできるもんです。
あなたもルンバを買ってみたら…もしかしたら生活が変わるかもしれませんね。
まずはレンタルという手もありますよ。
関連記事はこちら


